よくあるご質問と答え
Q.水なし印刷とは
有害な有機溶剤等を排出しない画期的な技術です
一般に行われている「水ありオフセット印刷」は、文字通り印刷工程において水(俗に湿し水といい、 H液※1やIPAなどの有害物質が含まれています)を使用し、その水が油をはじく性質を利用してインキがつかない部分を作り出しています。
「水なし印刷」は、刷版の版材がインキをはじくという特性を利用し、インキのつかない部分を作り出すことから、水を全く使用せずに印刷することが可能です。また、シリコン層現像工程は、回収廃液が発生しない水現像方式ですので、現像液使用量・廃液量も大幅に低減できます。
Q.バタフライマークとは
バタフライマークはWPAが認定する、水なし印刷のシンボルです。WPA(水なし印刷協会)本部はアメリカのシカゴ(1993年設立)にあり、水なし印刷の啓蒙・普及を目的として設立されました。1997年デュッセルドルフに続いて、2001年東京にJWPA(日本水なし印刷協会)が出来ました。
日本では、2001年トヨタが環境報告書に採用したのを皮切りに国土交通省・オムロンなど大手企業・官公庁中心に広がっていきました。
今後は大手だけでなく、一般の印刷物に広く採用されるように「草の根」を伸ばすことが認知度のアップにつながります。 環境問題の広がりとともに、多くの企業のイメージアップにお役にたてれば幸いです。
Q.納期はどれくらいかかりますか
水なしの場合、最低でも1週間の納期が必要です。
Q.価格はいくらからですか
最低ロットは500枚でA4片面・20,500円からです。水なし印刷の価格表はこちら