当院の治療方法
使用する針
基本的にディスポーザブル(使い捨て)の針を使用しています。太さは0.12o〜0.24oが主で、髪の毛の太さとほとんど変わりません。長さは10o〜60oを主に使っています。長さの種類の違いは針を立てる体の部位や手技によって使い分けています。その他、症状により様々な針を使用していますが、通常は写真に載せてある針のみを使用しています。
使用するお灸
基本的に暖めるだけのお灸を使用しています。熱さは心地よい熱さかやや熱めを目安にしています。写真に載せてあるお灸以外に必要に応じて昔ながらの艾を使用するお灸もありますが、お灸の痕が気になる方や熱い治療が嫌いな方にはいたしません。この場合は別の方法にて治療いたします。
小児はり
当院は小児はりをおこなっています。小児はりは、関西、特に大阪で盛んに行われている、疳虫(かんむし)症状に対する治療法です。疳虫症状とは「かんが強い」とか「かん高い」とか表現され、不機嫌、苛立ち、寝ていてもちょっとしたことで目を覚ます、奇声を発す、等の小児が異常に興奮している状態の事です。小児はり治療に使用する針は刺しません。擦るように擦過させますので、痛くありません。生後1ヶ月〜小学校高学年位までが適応となっています。不思議なことに他の地方ではあまり普及していない状況ですが、徐々に各地にひろまってきています。近頃は疳虫症状よりも、お受験、習い事のストレス解消でしょうか?